どうしようもなく好きなもの【イーヨー編】

カピバラカピバラ言ってる私ですが、他にも好きなものはたくさんある訳で…

その中の一つが「イーヨー」です。

くまのプーさんのともだちで、100エーカーの森の湿った場所に住む年老いたロバ。

それが、イーヨー。

性格はネガティブ。

初めてディズニーランドに行った小4（たぶん）の私の目的は、ミッキーに会うことでもスペースマウンテンに乗ることでもなく、イーヨーのぬいぐるみを買うことでした。

道産子にとってディズニーランドは正に夢の国。

気軽に行ける場所ではありません。

ディズニーランドに憧れまくっていたその頃の私はガイドブックを読み込んでいました。

読み込みっぷりはちょっと引くくらいで、アトラクションやエリアの場所は完璧に把握していたし、一緒に行った家族をガイドできるくらいにパークに詳しくなっていたという…。

その心のバイブルであるガイドブックのお土産紹介のページに載っていたのがイーヨーのぬいぐるみでした。

正直、アニメのくまのプーさんに出ているイーヨーとは微妙に似ていない、偽物感の漂うその姿。

しかし一目惚れですから。

どうにか親を口説き落としディズニーランド行きを決め、初飛行機搭乗。

舞浜行きのリムジンバスに飛び乗り憧れの地へ降り立った私が最初に向かったのはお土産ショップでした。

両親や妹は最初がショップって…と思ったことでしょう。

今になって思えば、連れて行ってくれて、着いてきてくれてありがとう、家族！です。

そして、これが私とイーヨーとの出発点になりました。

その数年後、くまのプーさんブームが巻き起こり、イーヨーグッズもたくさん登場しました。

新商品が出るたびにディズニーストアで財布の紐を緩める日々。

ちなみに、その頃のグッズはアニメや絵本の姿にだいぶ寄せられていました。

そして集まったイーヨーは、ぬいぐるみだけでも衣装ケース3箱くらい。

衣装ケースには入りきらない大型イーヨーも2匹、今も一緒に暮らしています。

すべてのイーヨーが宝物ですが、一番思い入れがあるのは初代イーヨーです。

出発点となったイーヨー。

今ではだいぶ味のある姿になっていますが、たまにブラシ掛けなどしてあげています。

私が死んだら棺桶に入れてもらうリストの筆頭ですね。

↑日向ぼっこする初代さん。

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