犬を飼うということ

ソースははっきりしないのですが、ムツゴロウさんが言っていた言葉が頭の片隅を離れません。(いや、もうムツゴロウさんが言っていたかどうかも定かではないです)
「犬を飼った者はその犬が死んでも犬を飼うということを止めてはいけない」と、いうような言葉です。

前に飼っていた犬が死んで、別の犬を飼いはじめてみて、その言葉の本当の意味が分かったというか、言葉の意味を体感できたというか。
ああ、こういうことなのね、と何度も気づきます。

例えば、こんな時に。
今飼っている犬、うしおはとても甘えん坊で座っているとすぐ膝の上にのぼって来るのですが、以前飼っていたジャックは「抱っこ?俺はそんな軟弱な犬じゃないぜ」と甘えたい時もそっと足元に寄り添うだけでした。
うしおの重さをずしんと感じる度に、ジャックとこうした事はなかったなぁ、あいつはクールな犬だったなぁ、ジャックの分までうしおを可愛がろう、と思うのです。

うしおがいることで、ジャックを近くに感じます。

ムツゴロウさん(たぶん、ムツゴロウさんだと思うのですが…)は、こう伝えたかったのでしょう。
新しい犬を飼うことで、死んでしまった犬のことを鮮やかに覚えていられる。
忘れてはいけない。



占いのカピバラウンジ

札幌でまったりのんびりカピバラのように活動中の占い師です。

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