置き所は自分で決めて、そこで咲くのもありなんじゃないかなという話

タオルにくるまるうしお。
最近白いものが増えて、おじいわんになってきた。

私はバリバリの就職氷河期世代。
就職活動という言葉はありましたが、「就活」と略すにはいたっていない時代です。
景気は悪くなっていましたが、バブルの残り香だけはまだほんのちょっと漂っていて、
就職難ではあっても、「なんやかんや言ってどっか入れるよねー」と、本人も大学も見通しは甘く。
結局、大学卒業時にはまだ職が決まっていない状態でした。
その後やっと職にありついたものの激務とパワハラ(あの頃はそんな言葉はなく、しばらくの間、自分に根性がなかっただけだと思ったいたけど、令和ならあれはパワハラだ)により1年経たずに退職しています。
その次の年には短大に入り直して栄養士の免許を取りました。

資格を得たものの、その後も仕事は長続きせず。
大卒からの職歴はバイトも含めて以下の通りです。
土木設計事務所でCADオペ。
設計事務所の建物劣化調査補助。
コーヒー屋。
病院栄養士(というかほぼ調理員)。
ダイエット教室のインストラクター。
給食委託会社の事務兼栄養士。
WEB系広告代理店で広告管理←継続中。
占い師←イマココ。

何て脈略のない!
この中で一番長続きしているのが今も続けている広告代理店と占いです。

思い返すと、人間関係が悪くて辞めた職場はないんです。
どの職場でも良くしていただきました。
ありがたい。

ということは、常に退職の原因は自分にあった訳です。
あとは環境。
若い頃の私は、自分がどんな環境にあると息がしやすいのか分かっていなかった。
自分で自分の使い所を間違えていたのでしょう。
ホッキョクグマは赤道付近では生きにくいし、チーターも雪が積もっている場所ではその脚を活かせない。
私もあの場では上手く働けなかった。

だけど、退職するたびに落ち込むんです。
もう少しやれたんじゃないか。
頑張りが足りなかったんじゃないか。
自分は社会の役に立てない人間なんじゃないか。
私と同じように悩んできた人、今も悩んでいる人は少なくないと思うんです。

私は数秘を学んでから、「私は最前線に立ってチームで働くことに憧れはあるけど、向いているのは一人で後方支援にあたることだな」と思えるようになりました。
やりたいことや理想と、持っている素質が同じとは限らない。
そのミスマッチを防げば、前を向ける人は増えるはず。

働く人たちみんなが、自分に合った在り方で、存分に能力を発揮できる世の中になれば良いなって思います。
そして、占いはその助けになる。
そんな考えの元、占い活動しています。

やだ、熱く語っちゃったわー。

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好きなことを仕事にしたいっていう夢と同じくらい、今の職場で今よりちょっと良い仕事をしたいっていうのも大事な夢だし目標だと思います。
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札幌でまったりのんびりカピバラのように活動中の占い師です。

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