次男が生まれて間もない頃、義母が言いました。
「でんちゃんは絶対に宇宙人よ!」
これは予言だったのでしょうか?
宇宙から来た(らしい)次男は、ブレません。
外に向かっての自己主張の強い方ではありませんが、とにかく頑固。
自分のスタイルを崩すことは、ほぼほぼしません。
たんじょうびケーキ?
いらない、ケーキはすきじゃない。
ここ数年、次男の誕生日は、バースデーケーキの代わりにフルーツ盛り合わせで祝っています。
野球の友達とお祭りの縁日に行っても、チョコバナナしか買わない次男。
「全然買い物してなかったけど楽しかった?もしかして、つまんなかった?」と一緒に行った子に心配される始末。
お祭りは楽しかったようです、来年も行きたいと言ってましたから。
みんながクジ引きしたり、ヨーヨーを釣っても、自分がしたくない時はしない。
流されない。
だって、ほしいものなかったし。
極めてシンプル。
それでいて空気の読める男、次男。
長男(気にしない男)が毎度毎度同じことをやって(あるいはしないで)怒られているのを見ていることもあり、スマートに物事を先回りして実行することも。
協調性とは違うチャンネルで、周囲をよく見ています。
見た目がちっちゃくて、とても可愛い(親主観。客観的に見ても可愛いはずだ)ので、「かわいいー!」と言われることが多いけれど、実は何一つ可愛いことは言っていない次男。
ジャックラッセルテリアが自身のことを小型犬だと思っていないのと同様に、次男もまた、自身のことを小さい末っ子とは思っていないフシがあります。
あの兄を兄とは思っていない雰囲気。
インスピレーションに従って、ピンときたものに対しては一途な次男。
野球と出会ってからは、脳みその半分以上、8割くらいを野球のために使用中。
1年生の時は、高校野球にドハマリし録画した東海大四の試合を何度も見て、球児の坊主頭に憧れたのか、「自分で前髪ガッツリ切っちゃった事件」を起こしています。
更に、PSvitaはプロスピ専用、他のゲームに浮気はしません。
そして、高校を卒業したらプロ野球選手になると言っています。
10歳にもなっていないのに、自分が進みたい道を見つけているのです。
不惑にして迷いまくっている私とは大違い。
リスペクト。
寛大な性格ではないし、どちらかと言うとケチな質です。
しかし、私には計り知れないスケールを持ってるのが次男という人です。
たぶん、周波数が違うのでしょう。
分からないから興味が尽きない。
さて、こんな実の祖母から宇宙人認定を受けた次男の誕生数は?
答え)エキセントリックな感覚派、11。やっぱり宇宙人。
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