8月に入ってからというもの、長男のスケートの練習が立て込んでいて、なかなか時間に追われる毎日です。
地方での練習が多くて移動が大変。
(いや、家なんてぬるい方なのです。頑張っているご家庭はもっと大変。)
さて、他クラブとの合同練習や外部の先生に振付してもらったことで、気づいたことがあります。
目標は同じでも、道筋は色々ある。
それこら、伝える、ということの難しさと面白さ。
フィギュアスケートのジャンプのひとつ、アクセルジャンプに例えます。
シングルアクセルの定義を簡単に言うと、片足で前向きに踏み切って、1.5回転して後ろ向きに片足で着氷するというもの。
踏み切りとか姿勢とか腕とか、気を付けることは沢山ありますが、目指す完成形は一つです。
A先生は感覚型。
「こうきて、バッと踏み切ってキュッとしめて、シュッとまわる」
ミスター長嶋ばりの、擬音混じりで説明します。
B先生は理論型。
「助走はエッジに乗ってスピードを殺さない。そのスピードを生かして力み過ぎずに踏み切って、素早く軸を作って回転」
丁寧に基本に乗っ取った説明。
C先生は実践型。
「見てて。踏み切るときの膝はこう。ここで腕閉めて。着氷、流れる。」
実際に目の前で飛んで見せてくれながら説明。
目指す形は同じでも、指導者によって教え方が違います。
そして、たぶん先生たちは生徒によって指導方を変えている。
その道筋の数は無限。
A先生の説明では分からなくてもB先生の説明を聞くと、すっと理解できたり、B先生の説明だとピンと来ないけどC先生ならピンと来る。
もしくは、A先生の言葉にビビっと来る!
と、どれが正解というものでは無いのでしょう。
相性とか、考え方、脳のつくりとか。
ずっと飛べなかったジャンプを合同練習で飛べるようになったとか、クラブを移ってきて飛べるようになったとか、そういうのを見ていると「出会いって大切だし、相性ってあるんだな。伝えるって大変だな。」と思います。
占いも、そういう面があります。
特に数秘術は結果に関しては誰が出しても一緒です。
計算ミスに気を付けて、足し算ができれば誰にでも誕生数など算出できます。
占い師によって違うのは解釈、表現方法、言葉。
もし、私の鑑定がしっくり来なくても、カバラ数秘術のことを嫌いになってほしくないと思うのです。(AKB的なことを言ってしまった)
必要な言葉を伝えてくれる占い師はどこかにちゃんといます。
万人に伝わる言葉、ピンポイントで一人にだけ伝わる言葉。
占いは基本マンツーマンだから、後者が大事になるのかな。
目の前の「あなた」に伝わる言葉を見つけたい。
言葉の重みと、コミュニケーションについて考える今日この頃です。
熱中症になったり、心身ともにすっきりしなかったので、思いきって神威岬まで足を伸ばしました。
海、青い!きれい!
ついでに、うに丼!!うまい!!!
自然と美味しいものって素晴らしいですね。
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