今月のBRUTUSは開運特集。
男性誌で占いとかスピリチュアルをメインの特集に据えるのは珍しいのではないでしょうか?
(何号か前に同じマガジンハウスから出てるan・anが開運特集だったので、まとめて取材した可能性も。邪推ですが。)
去年か一昨年、どの雑誌かは失念しましたが、石井ゆかりさんの半年占いが結構なページを割いて男性誌に載りましたし、女子供のものと括られがちだった占いが、何となく男性も含めた世間一般に普通に存在できるようになってきたのかなぁと思います。
表に出てくる占い師さんも「いかにも」な格好をしている人は少なくなったし、普通の人が普通に、困ったときに正露丸を飲むような感覚で占いに触れることが出来る、そんな空気を感じます。
先日、地域の少年野球チームのイベントがありました。
チームごとにフリーマケットや射的などのお店を出すのですが、次男の所属しているチームで「やきゅううらない」のコーナーを作りました。
私が書いた原稿を元に、チームのお母さんが占い師役でお客さんに対応するというスタイルで。
半日にも満たない時間でしたが、なんと15人くらいの野球少年が来てくれたのです。
ありがとう!少年たち!
「来年は素振をコツコツ頑張るんだよ、基礎が大事。」
みたいな感じで占いましたが、少年たちは全員もれなく、真っ直ぐ受け止めてくれたようです。
男の子が多いし、占いなんて興味ないだろうなぁと思っていたのですが、嬉しい誤算でした。
情報は多いけど、多過ぎて何を信じて良いのか分からない。
そんな最近の世の中にあって、今こそ占いが老若男女の役に立つんじゃないかなぁとスケールの大きなことを考えてしまうのは、きっとセンチメンタルな秋のせいです。
大昔、情報が無さすぎて占いに頼っていた時代とは真逆の方向性で占いが受け入れられているのは、とても面白いなぁと思います。
画像はcafe de zazaの栗のタルト。
マロンクリームの中に隠れているのはラムレーズンのアイスクリームです。
栗が美味しいと思えるようになったとき、人は大人になったのだと思います。
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