丸ごと抱えて生きていく

久しぶりに円山動物園に行ってきました。
基本的に動物園には一人で行くことが多いです。
自分のペースで周りたいじゃん。
今回のお目当ては仔象だったのですが、平日なのにまさかの観覧60分待ちだったので断念しました。
また来週にでもフラッと行こう。(年パス持ちの余裕)

私が動物を好きなのは、動物たちのシンプルな有り様に憧れているからだと思います。
動物ってたぶん、自分探しとか変な駆け引きとかしないじゃないですか。
私はグズグズと余計なことを考えがちな人間なので、そういう姿を見ると「もっとシンプルに目の前のことに集中するのが良いんだろうな」と反省?して、帰り道はちょっとだけ前向きな気持ちになったりします。

同時に考え過ぎたり悩んだり足掻くのは人間の魅力だとも思うんです。
その脳内ぐるぐる状態をクリアにするお手伝いをできたら良いなと占い師をしています。
私も同じパターンの悩みでグダグダしちゃうんで、分かるよその気持ちというスタイルで占ってます。

さて、人間はどうしてこんなに毎回似通ったお悩み沼にハマってしまうのでしょう?
たぶん、自分の中に矛盾を抱えているからじゃないでしょうか。
素の自分、こうなりたいという憧れの自分、周囲から期待される自分の姿。
特に本来の自分と憧れの自分に大きな違いがあると自己矛盾を起こして、それが悩みの種になったり、失敗行動パターンになるような気がします。

私もそうでした。
私は本来、単独行動が好きで自分が興味を持ったものに集中しがちで周囲の人の気持ちにまで気が回らないタイプです。(一人で動物園行くくらいだしな。)
だけど、人から変に思われないかなとか嫌われたらどうしようとか、とても気になって人間関係にビクビクしていたんです。
特に子どもの頃。
子どもって情緒で動くじゃないですか。
それがもう本当に分からなくて。
周囲に合わせたいのに合わせられないことが苦しかったです。

大人になると人の行動って感情より理性重視になる人が増えるせいなのか、歳を重ねるごとに少し楽になりました。
開き直ったとも言えます。
決定的に開き直れたのは、数秘を知ったことが原因。
数秘って誕生日と名前からその人の特性、心地良いと感じること、こうありたいという姿、周囲から期待される姿が分かるんです。
本質が一人が好きな理論派、だけど他人と仲良く波風立てずに過ごさなきゃと思っている、これが数秘で見た私でした。
そうか、だから何となく生きづらかったのね。

数秘で自分を知ることで、「そんな矛盾を抱えているのが自分」と良い意味で開き直ることができました。
理由が分かれば対処もしやすくなります。
自分の中にある相反するもの、それらのピースが組み合わさってこその個性。
それを丸っと認められるようになってから、自分のことを好きになれたし尊重できるようになりました。
もしこれを読んだあなたも内面に矛盾や葛藤を感じていたり、何か繰り返してしまうネガティヴな行動パターンがあるのなら、一度数秘を通してご自身を見つめてみませんか?
お問合せはコチラのフォームからお気軽にどうぞ。

あれ、動物の話してたのに自分語りになっていた。
とりあえず、今日は仔象には会えなかったけどハダカデバネズミやアムールトラに会えたので良かったです。
あと、は虫類両生類館のラボに準備してあった野菜の盛り合わせが普通に美味しそうなサラダに見えたという…
そして先日この世を去ったシロクマ、デナリの献花台にもやっと手を合わせることができました。

占いのカピバラウンジ

札幌でまったりのんびりカピバラのように活動中の占い師です。

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