可愛い子達は旅に出た

昨日から母子3人でオット氏の実家に帰省する予定でした。
しかし、今私は自宅におります。
置いてけぼりです。
よりによって帰省前日に良性発作性頭位めまい症になってしまったのですよ。
正しい病名で記述すると何やら大変な病気のようですが、要するに、めまいで動けなくなったということです。
私のめまいについては、また別の機会に。

さて、私が行けなくなっても、帰省を中止するとは1ミリも思わなかった息子たち。
昼休みに仕事を抜けてきてくれたオット氏に札幌駅まで送ってもらい、そこから2人で帰省先に向かいました。
オット氏の実家は神奈川県三浦郡葉山町。
千歳から成田に飛び、そこから電車を乗り継いで目的地を目指します。
兄弟は今までも何度か子どもだけで飛行機に乗ったことはあります。
チェックインは大人任せ、搭乗口まで見送り付き、飛行機内ではCAさんに見守られ、空港には祖父母のお迎え付きというVIP待遇の旅。
しかし、今回はチェックインも自力。
しかも、時間にシビアなLCC。
更に、降り立つのは成田。
その上、お迎えは無し。
オット氏が急遽作成した「冒険の書」を携えて、2人は故郷の街を旅立ったのでした。
中1と小4は無事実家まで辿り着けるのか。
HAYAMA QUESTのはじまりです。

第1のダンジョン、搭乗手続き。
「18歳未満だけではご搭乗出来ないかもしれません」と、カウンターの方に言われてしまったとオット氏に長男から連絡が入りました。
事前にコールセンターに連絡し、13歳以上が同伴してるので搭乗可能と回答を得ていたことを伝えます。
長男はそれを元に再度交渉し、チェックインをクリア。
キッズ携帯解約しなくて良かった。
冒険には心強いアイテムです。
この後もショートメッセージでやり取りをし、無事乗り込んだところまで確認しました。
その後、19:00に成田に到着。
2人とも機内では離陸から着陸まで爆睡だったと報告あり。

第2のダンジョン、JR。
オット氏が事前に調べた電車に乗れば乗り換え一回で目的の駅まで行けることにはなっています。
それでも、広い成田空港でJRの乗り場を探し、食料を確保し、グリーン券を買って、目当ての電車に乗るのは中々の難易度だと思うのです。
飛行機に乗っていた時間より長い、3時間ほどの電車移動。
しかし、彼らはやり遂げました。
途中、車掌さんに、より最適な乗換え手段を教わり、「冒険の書」以上の方法でJRをクリアです。

駅まで迎えに来てくれた、ばばさまと合流しミッションコンプリート!
ああ、はじめてのおつかいみたいに、隠し撮りして2人の様子を見たかった。

「日本語が通じる場所だ、何とかなる」と、送り出しました。
うちの兄弟なら大丈夫だと確信はありました。
でも、無事に着いて良かった。
兄弟、この旅で経験値を得て、レベルアップしたと思います。

そして、着いたらメールに返事一度もないですからね。
これからの親の役目は、困った時だけ頼りにされる、というものなのかもしれません。










占いのカピバラウンジ

札幌でまったりのんびりカピバラのように活動中の占い師です。

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