落書きが好きです。
大学生の頃はまわりがそういう人ばっかりで、宅飲みのツマミは紙とペンと梅の香巻でした。
では今日の本題に。
コロナ流行とともに数がグッと減ったのが「人と集まること」です。
職場の飲み会、ママ友ランチや学級懇談、などなど。
楽しい集まりだけでなく、そういった微妙に楽しくない場合のある集まりも激減しています。
私は若い頃、そういう集まりが本当に苦手でした。
なるべく端っこの方に座り、出席者のみなさんの顔色を伺いながら笑ったり、頷いたり、「それ、分かりますー」なんて相槌を入れていたものです。
その場の中心になり、会話を回したり、良い感じのツッコミを入れたりしていた方たちに対しては「すごいなー、学生時代は上位カーストだったんだろうなー」なんて尊敬半分、嫉妬半分、複雑な気持ちを持っておりました。
そんな私も歳を重ね、社交の場数を踏み、そんなパーティーの主役たちとも臆せず会話をできるようになりました。
そして、彼ら彼女らの中にはこう思っている人が少なくないことを知ったのです。
「私もこういう人の集まりって苦手なんだよね。盛り上げなきゃって、ちょっと疲れる」
引っ込み思案系はそもそも集まりが苦手。
社交的なタイプも実は気疲れしてた。
おや、上辺の集まりって、本当はみんな好きではなかったのね。
以前より数は減りましたが、本当はみんな乗り気じゃない系の集まりが無くなることはないのだと思います。
人が社会性を持った生き物である以上、「集まる」ということを止めるのは難しいというか。
私も中身は昔のままなのですが、そういう場では歳上であることが増えました。
いつまでも「こういうの苦手なんですー」とお客さんでいてはいけないのかな、少しはその場を楽しくできるように工夫できたら良いな。
今はそんな風に思っています。
今まで気疲れしながらも場を盛り上げようとしてくださった皆さんがちょっとでも楽になり、現在進行形で人見知りな皆さんが苦しくなくなるように。
面倒もみんなで背負えば何とやらです。
0コメント