子宮筋腫の手術振り返り④

寒いので春を感じる画像で現実逃避。

さて、久々の更新はコチラの続き。
子宮筋腫の手術記録その4です。

2021.12.10
6時頃、回復室にて朝の目覚め。
体の力の抜き方はやっぱり分からないけど比較的よく眠れた。
夜中に一度手術の傷に少し痛みを感じた気がして麻酔のスイッチを押したような気がするけど、我慢できないほどの痛みはなし。(背中に麻酔のラインが入っていて手元のスイッチで自分で薬剤を流すスタイル)
むしろ、ちょっと押してみたくて押した、麻酔スイッチ。

ぼやーっとスマホを眺めていたら朝ごはんが運ばれてきた。
一昨日の夕飯ぶりのごはんである。
術後食なので主食はお粥。
なんだかとても美味しく感じました。
また生きてご飯が食べられる幸せ、みたいのを感じた気がする。

ちなみに私、短期間ですが病院の厨房で調理の仕事をしていたことがあります。
美味しいものを作りたいという気持ちと、それ以外の安全や効率を優先しなければならない現場のジレンマ。
思い出すとヒリヒリするぜ。
それらの想い込みで、早朝からごはん作ってくれた調理員の皆さんありがとうございます。

全身いろんなものに繋がれていて動けないので、食べ終わったお膳も下げてもらえるのが回復室。
まさに上げ膳据え膳。
しかし、ここに長居は許させれない。
9時過ぎに看護師さんがきて、一般病棟へ戻るための練習開始です。
手術中から付けられていたフットポンプを外され、まずはその場に立ち上がることから始めました。

こういう場面では思い切りの良い私。
ゆっくりでいいですよー、という看護師さんの言葉をあまり聞かずにすくっと立ち上がる。
おや、意外と普通に立てるぞ。
そのまま勢いで歩こうとしたら「待って、カテーテルつながってるから」と止められるました。
おー、忘れてた。
その後傷のチェックを受け、カテーテルを外してもらい、ガラガラと点滴を押しながら最初にいた病室に歩いて戻りました。

今回の施術は腹腔鏡で子宮を体から切り離して膣から取り出すというもの。
術後は下からも出血するのかなーと思っていましたが、ほぼ何も出てきませんでした。
この時は傷口にドレーンを入れていたので、血やら体液の大半はそこから出てきた訳です。
朝より硬めになったごはんを食べ終わり、これ、どう繋がってるんだろうとドレーンを触っていたら触りどころが悪かったらしくジワジワっと液漏れ発生。
わー、どうにもならない!
ナースコールするしかない。
駆けつけてくれた看護師さんに、あまり触らないでくださいねーと注意されながら対処してもらいました。
好奇心は災いのもと。

そのままドレーンや麻酔も外すことになり、また少し身軽に。
この時傷口も見せてもらいました。
2センチくらいの傷が3箇所。
臍に1箇所の傷。
おおー、本当に施術したんだなとここで初めて実感したような気がします。

夕飯前に最後に残っていた点滴も外され、自由な身になりました。
微熱だが体調はそれほど悪くなく。
お腹に張りがあって少し苦しかったので、お薬出してもらいました。
あれ?内臓一つ抜いたらお腹凹むかと思っていたけど、むしろ出ている?
もともと出ていた?

病室が乾燥していたせいか、少し咳が出ます。
同室の人たちも咳している。
顔の分からない者同士、しかし気は使い合っている空気を感じながら就寝。

入院生活は、あと丸2日と半日。
このシリーズ、もう少し続くよ。

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